こだわり商品

わさび粗おろし

伊豆半島の真ん中、天城山から流れる豊かな養分が含まれた清らかな水。わさび苗が江戸中期にこの地にもたらされて以来、品質の良いわさびを栽培していることが知られています。 わさび作りは、消毒をしたり、養分をあたえることはありません。とにかく美しい水と適度な日光、土を養分として成長します。収穫は品種にもよりますが、苗を植えてから二年かかるものもあります。

わさび農家さんは、一年を通してほとんど変わらない十二度程度の水と共に日々を過ごし、季節を問わず収穫できるよう、苗を植える時期をずらし、日当たりを調節します。 夏は暑く、冬は手がかじかむ中、わさびの成長の邪魔になる雑草の除去、鹿などの害獣対策、そして収穫…。
そんな日々の中で、思うようなわさびが収穫できた喜びをやりがいとしている農家さんからは、土地とわさびを見つめる眼に、誇りと愛情を感じます。

香りを引き出す鮫皮おろし

わさび苗の植付け作業