こだわり商品

日本の銘木 吉野杉

吉野杉弁当箱(豆型) 

奈良県と久世福商店のコラボ商品

奈良県とパートナーシップ協定を結び、吉野杉使った木目の美しい工芸品をお届けしています。

箸と箸置き

二段重箱

ぐい呑み


吉野杉と川上村

西側に大峰山脈、東側に台高山脈が連なる、吉野川の源流域に位置する奈良県吉野郡の山間の地に、人口わずか1200名ほどの川上村があります。川上村は最高品質の吉野杉の産地として古くから知られており、この地に住む人々は、親から子、子から孫へと、代を変えながら美しい山を育み続けてきました。
そもそも吉野杉は、吉野川上流地域を主産地とする、日本で有数の銘木です。吉野杉の歴史は約500年前、室町時代までさかのぼり、川上村で日本初の人工造林として植栽されたのが始まりです。
その良質な木材は安土桃山時代には大阪に運ばれ、大阪城築城の資材に用いられたり、江戸時代には酒樽や桶の材料になりました。昭和に入り良質な建材として需要が高まりましたが、さらに最高級のブランド木材として工芸品にも注目が集まります。


吉野杉の美しさ

銘木とされる吉野杉には、3つの特徴があります。
1.節が少ない
2.木目が揃っている
3.美しい淡紅色と香りのよさ
こうした特徴は、川上村の人々が連綿と受け継いできた、丁寧な育林方法の賜物です。


吉野杉の育て方

1年目に1万本植えた苗が200年後にはわずか100本ほどに。全ては立派な吉野杉を育てるため。その方法を吉野では「撫育(ぶいく)」と言います。撫でるように育てる。親が子をかわいがり大事に育てていくのと同じように、木と向き合い、想像もつかないほどの時間と手間をかけ、極上の吉野杉へと育てていきます。
吉野の撫育には、3つのポイントがあります。

「密植」樹齢1年 1万本/ha

1haに1万本もの密度で苗木を植えます。その密度は通常の植林の約3倍といわれています。こうすることで、日光を求め上にまっすぐ育ちます。 また節の少なさは、丁寧な枝打ちと、密植による枝の自然枯れからも生み出されます。

「多間伐」樹齢100年 1500本/ha

100年の間に10回以上の間伐を行います。少しずつ減らしていくことで、木をゆっくりと成長させ、細やかで均一な、美しい年輪となります。

「長伐期」樹齢200年 100本/ha

一度にすべての木を伐採せず、100年、200年生の美しい木を育てます。


職人の技

吉野杉は主に高級建材として使われていますが、工芸品の分野では作家も少なかったため、これまで世に出ることはほとんどありませんでしたが、最近になって、個々で活動していた吉野杉の工芸作家を集め、ブランド化する動きが出てきました。そんな折、吉野杉と久世福商店が出会ったのです。さっそく久世福で扱う商品を作っていただいている工房を訪ねました。

木工の中で、最も難易度の高い技が「ろくろ」。習得の難しさは毎日ろくろを回しても10年はかかるそうで、作家の中でもろくろが使えるのはわずかだそうです。両手で動きの異なるハンドルを操りながら、綺麗に曲面が削り出されてきます。(少しくらいできるかと久世福のバイヤーもやってみましたが、とんでもない!)技量の高さを改めて感じるばかりです。
ろくろの他にも形によって様々な技がありますが、仕上がった品はどれも木目が細かく美しく、吉野杉の美しさが現れています。 時の流れに心馳せながらそっと手に取ってみると、200年以上生きてきた木のぬくもり、そして脈々と受け継がれてきた吉野の人々の想いが伝わります。


奈良県とのパートナーシップ協定


2017年9月28日(木)奈良県庁舎においてサンクゼールと奈良県が産業振興と地域活性化への貢献・協力を目的として、連携(パートナーシップ)協定を締結しました。全国のサンクゼール、久世福商店の店舗で、奈良県産の商品販売や、奈良県産食材を使った料理提供を行い、お客様に奈良県の魅力を広く発信していきます。一方で奈良県からは、良質な県産材、農産物、および加工品の情報や商品提供を支援していただき、サンクゼールと奈良県の間で、継続的に良好な関係を築いていきます。

奈良県 農林部 奈良の木ブランド課 公式サイト「奈良の木のこと」


こちらの記事で紹介されました